コロナウイルスはインフルエンザではありません。

コロナウイルスはインフルエンザではありません。時事問題

はしかは極めて感染力が高いと言われているウィルスです。感染者一人に対して12人から18人まで感染を広げてしまいます。

この数字は疫学で基本感染数、またはアールノートと言います。どれだけ感染症が流行するか、分析するのに使います。

ジカ熱は最高6.6。とても感染しやすいです。

季節性のインフルエンザはたったの1.3です。

そしてコロナウィルスは2~2.5です。

インフルと比べてみると、大したことがないかもしれません。ほかのウィルスと比べるとなおさらです。

また、インフルとコロナの症状はとても似ています。熱、空咳など。

そしてどちらも肺炎によって死に至ることが多いです。

よって、コロナとインフルを同じ感覚で受け止めるのはもっともな、妥当な、行動です。

「インフルエンザにとても似ています。」
「インフルのような流行です。」
「どうせインフルみたいな感じでしょ?」

ここで、また基本感染数に戻ってみましょう。

インフルが1.3ということは、一人の感染者につき、1−2人が感染してしまうということです。10周回ったら、合計56人です。

そしてこのモデルをコロナの基本感染数で考えてみると、一人が2人に、そしてまた2人と、10周回って、2000人以上が感染しました。

この広がり方がインフルとの大きな違いです。

このウィルスの広がり方に注目すれば、事態の深刻さがわかるでしょう。

コロナをインフルに例えることで、気持ちを落ち着かせる人も多いです。

しかし、それでは事態を悪化させてしまいます。

アメリカではインフルによって毎年60,000人が命を落とします。

3月下旬の数字ですが、世界のコロナの死亡者数は34,000人です。

でもこれからさらに数字は上ります。

突き抜けます。

インフルの死亡者数は毎年数十万です。でもコロナはまだ数ヶ月しか立っていません。これからもっと事態はひどくなります。

だいたいの予測もできています。

インフルとコロナの最大の違いは症状が出るまでの時間です。

感染した日から、症状が出るまで5日、長くて二週間かかります。

感染から症状が出るまでの時間を、潜伏期間といいますが、この間にもコロナは他人にうつせます。

インフルの潜伏期間はたったの2日です。

ウィルスにかかって、すぐに症状が出て、他人に移さないように行動するでしょう。

これに慣れてしまっているのです。

でもコロナはその逆です。

自分が感染していると知らずに数日から数週間行動し、他人を感染させてしまいます。

ウィルスの拡大傾向もそうですが、これは誰も免疫がついていないウィルスということも注目するべきです。

この病原体から身を守る防御力は、誰も持っていないということです。

インフルの季節になると、すでに抗体を持っている人数が一定います。

予防接種や、すでにその型のウィルスにかかったことがある人たちです。

それによって感染拡大は抑えられているのです。

感染者がいても、抗体を持っていない人同士でしか広がりません。

予防接種が勧められているのはそのためです。

免疫がついている人たちで、ウィルスの広がりを食い止めることができるのです。

抗体を持っている人口が多いほど、弱い人たちを守れるということです。

しかし、コロナウィルスは新しいウイルスです。

過去に感染した人も、ワクチンもありません。

地球上のすべての人が感染しやすいということです。

自分の感染を知らない感染者が、他人と接触し、山火事のように広がるのです。

感染者一色です。

インフルエンザの入院率はたったの2%。

しかしコロナの入院率は3割に上ります。

コロナの死亡率はまだ確定はしていませんが、1−3%と言われています。

インフルの死亡率はもっと低い、0.1%です。

でもこれがアメリカだけで年間6万人が命を落とす病気です。

これがアメリカの疫学者、ファウチ医師が、国会に訴えようとしていたことです。

「インフルエンザと比べる人が多すぎますが、インフルエンザの死亡率は0.1%、コロナはその10倍です。もっと深刻に受け止めるべき問題なのです。」

しかしこの死亡率はすべての年齢のデータです。

年配者、そしてすでに免疫力が低い人の死亡率は、圧倒的に高いです。

そしてこれまで見てきたコロナの特徴、インフルとの違いをおさらいすると

広がり方。
感染のわかりにくさ。
抗体が存在しないこと。

それらを踏まえると、世界人口の2割から6割までもが、感染すると予測されています。

特効薬もワクチンもない病気に立ち向かうには、そもそもこの網に参加しないことです。接触をさけ、家から出ない。

人を介さない限り、ウィルスは広がりません。参加すべき不参加です。

しかしこれはすべての人が協力しなければいけません。

インフルに似ている、という安易な考え方は捨て去るべきです。

インフルと比較すると、事態を小さく見せ、ホッとするかもしれません。

しかしそれは、深刻な問題に対して自分の感覚を麻痺させるのと一緒です。

麻痺している場合じゃないです。

警戒をし、賢明な判断をする時です。

【動画】

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